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八日目の蝉映画の相関図！吉田羊は何役だったかも紹介！

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八日目の蝉映画の相関図！吉田羊は何役だったかも紹介！.

2011年4月29日に公開したヒューマン映画『八日目の蝉』。

これまでテレビで放映されたこともありますし、数々の動画配信サービスでも配信されているので、見たことがある方は多いと思います。

原作は直木賞作家の角田光代さんが、実際の事件に着想を得て作成したと言われているベストセラー小説で、「母性」がテーマとなっています。

角田光代さんの作品は他にも2014年『紙の月』、2019年『愛がなんだ』などの作品が映像化されています。

「育てられた母親が実は誘拐犯だった」という衝撃的な内容でありながらもどこか感情移入してしまい、見終わった時に複雑な感情になり、考えさせられる作品ですよね。

この作品は、登場人物の過去と現在が交差して描かれるので、相関図がないと関係性がわかりにくいかもしれません。

さらに、実はブレイク前の吉田羊さんが出演していたのはご存知でしょうか？

今では数々のドラマに出演されていますが、当時は無名で役名もなく、ほぼエキストラで出演されていたので、何役での出演か気付かれていない方も多いかと思います。

今回は映画『八日目の蝉』登場人物の画像付き相関図と、吉田羊さんが何役で出演しているのかご紹介していきます。

 

Contents

八日目の蝉映画の相関図

映画『八日目の蝉』の相関図はこちらです。

八日目の蝉_相関図

登場人物はシンプルですが、複雑に絡み合って物語が進んでいきます。

 

八日目の蝉の注目ポイント！

映画『八日目の蝉』の注目ポイントは以下の3つだと思います！

  • 登場人物全員に感情移入してしまう
  • キャストの演技力の高さ
  • 小豆島の自然美

結末を知りながらでも鑑賞するたびに違った人物に感情移入してしまったり、自分の年齢や立場が変わって改めて見てみるとまた違った見方ができる作品です。

「母性」がテーマなので、子供ができた時などに鑑賞してみると、また違った感想を抱くかもしれませんね。

またこの映画では、井上真央さん、永作博美さん、小池栄子さんは、それぞれ日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞、助演女優賞を受賞しました。

高い演技力を評価されたお二人のほかにも、小池栄子さんや森口瑤子さん、田中哲司さんなどの実力派のキャストが揃っています。

主人公を誘拐する野々宮希和子役を演じた永作博美さんの血縁のない子供に対しての愛、だんだん母になっていく姿がとても印象的で心を奪われてしまいます。

その中でも私が注目したいのは男性の登場人物です。

もともと誘拐の原因となる不倫をしていた秋山丈博（田中哲司）、そして大人になった秋山恵理菜と不倫関係にあった岸田孝史（劇団ひとり）。

物語の中では重要な当事者なのにも関わらず、その心情などはほとんど描かれていませんし、不倫についても特に責められてもいませんが、見ている側が怒りを覚えるほど下衆な男を演じきっています。

観客にとってわかりやすい悪役がしっかりと描かれることで、より他の登場人物に引き込まれるのかもしれません。

この映画は全編を通して、重く切ない雰囲気で進んでいきますが、主人公の秋山恵理菜と野々宮希和子が長い逃亡生活の終わりを遂げる場所として、そして恵理菜の思い出の場所として小豆島が登場します。

日本でも有名な観光地となっている小豆島の美しい景色と、小豆島ならではのイベント・食材などが描かれ、これまでの重苦しさを忘れてしまうような、少し非日常の休日気分を味わえる魅力的なシーンとなっています。

 

八日目の蝉映画で吉田羊は何役だった？

映画『八日目の蝉』で吉田羊さんは「女性警察官」として出演しています。

映画の終盤、永作博美さん演じる野々宮希和子が誘拐犯として警察に逮捕されるときに、一緒にいる薫（幼少時の恵理菜）を保護する警察官役で数秒写り、今の吉田さんでは考えられないようなセリフも少ない役です。

当時は無名で下積み時代の出演作品の一つのようです。

クレジットにも名前が載っているので、次回鑑賞する際に注目してみてください！

 

八日目の蝉映画のキャスト一覧

映画『八日目の蝉』に出演しているキャストの一覧です。

  • 秋山恵理菜 – 井上真央
  • 安藤千草 – 小池栄子
  • 秋山恵津子 – 森口瑤子
  • 秋山丈博 – 田中哲司
  • 薫（幼少時の恵理菜） – 渡邉このみ
  • 仁川康枝 – 吉本菜穂子
  • 仁川美紀 – 稲葉菜月
  • 沢田久美 – 市川実和子
  • エンゼル – 余貴美子
  • 沢田雄三 – 平田満
  • 沢田昌江 – 風吹ジュン
  • 岸田孝史 – 劇団ひとり
  • 滝（小豆島の写真館主） – 田中泯
  • 野々宮希和子 – 永作博美

それぞれ印象的な役柄ですよね。

それでは、画像付きで紹介していきます。

 

秋山恵理菜（あきやまえりな）役：井上真央

生後6ヶ月で希和子に誘拐され、薫（かおる）と名付けられて育てられてきました。

4歳のころに希和子が誘拐犯として警察に逮捕されて、本当の家族のもとに戻りますが実の親とも馴染めないでいます。

さらにニュースで大々的に取り上げられ、世間からは白い目で見られることも多く、誰からも愛されていない寂しい思いをしながら一人暮らしをしていました。

18年前の出来事はほとんど覚えていませんでしたが、フリーライターをしている千草との出会いをきっかけに、過去の自分と出来事と向き合い、次第に取り戻していきます。

 

井上真央のプロフィール

  • 生年月日：1987年1月9日
  • 出身地：神奈川県
  • 血液型：O型
  • 身長：158cm

井上真央さんといえば、『花より男子』シリーズでの「牧野つくし」役が思い浮かびますよね。

子役から活躍する井上さんはこれまでたくさんの映画やドラマで主演を務めてきました。

俳優業の他にも、声優や舞台、歌番組の司会など、多方面で活躍しています。

 

安藤千草（あんどうちぐさ）役：小池栄子

希和子と薫が逃亡する中で逃げ込んだ「エンジェルホーム」と呼ばれる施設の中で、2人と一緒に生活していた過去を持つフリーライター。

薫と同じような特殊な過去が原因でいじめを受けていたため、男性恐怖症になってしまいました。

物語の後半には恵理菜とともに小豆島を訪れ、お互いの過去や生き方について向き合っていきます。

 

小池栄子のプロフィール

  • 生年月日：1980年11月20日
  • 出身地：東京都
  • 血液型：AB型
  • 身長：167cm

グラビア出身でありながら、俳優としても数々の賞を受賞するほどの実力者です。

現在では俳優業だけでなく、バラエティ番組などでも活躍するタレントさんです。

 

秋山恵津子（あきやまえつこ）役：森口瑤子

恵理菜の実の母親。

やっと戻ってきた実の娘との関係性を気づくことができず、その不器用な愛情から恵理菜を苦しめることとなってしまいます。

 

森口瑤子のプロフィール

  • 生年月日：1966年8月5日
  • 出身地：東京都
  • 血液型：A型
  • 身長：164cm

サスペンスものからヒューマンドラマまでさまざまなジャンルでマルチに活躍する俳優さんです。

最近では聖地巡礼が社会現象となったドラマ『silent』での主人公：紬の母親役が印象的です。

 

秋山丈博（あきやまたけひろ）役：田中哲司

恵理菜の実の父親で、希和子の不倫相手。

不倫関係を続ける中で希和子が丈博との子を妊娠しますが、堕胎するように説得しました。

 

田中哲司のプロフィール

  • 生年月日：1966年2月18日
  • 出身地：三重県
  • 血液型：A型
  • 身長：182cm

名バイプレイヤーとして、ドラマや映画で数多くの作品に出演しています。

映画『八日目の蝉』でもそうですが、悪役を演じることが多いイメージの俳優さんです。

 

薫（かおる）役：渡邉このみ

薫という名前は、希和子が不倫をしていた頃に不倫相手である丈博に、「子供ができたら男の子でも女の子でも薫（かおる）と名付けよう」と言われていたことから、もし堕胎していなかったらその子に名付けるはずだった名前です。

希和子が誘拐犯だとは知らずに4歳ころまで薫として育てられ、希和子の逮捕後は家族のもとに戻ります。

 

渡邉このみのプロフィール

  • 生年月日：2006年7月25日
  • 出身地：大阪府
  • 血液型：A型

演技未経験ながら、映画『八日目の蝉』で子役デビュー。

この作品で日本アカデミー賞新人俳優賞を史上最年少で受賞しました。

2019年に事務所を退所し、現在は引退されています。

 

仁川康枝（にがわやすえ）役：吉本菜穂子

希和子が学生時代に不倫関係の相談に乗っていた同級生の親友です。

逃亡している希和子の事情は知らずに、一時的に自宅に住まわせてくれました。

 

吉本菜穂子のプロフィール

  • 生年月日：1977年7月8日
  • 出身地：埼玉県
  • 血液型：B型
  • 身長：163cm

劇団で活動されていて、俳優、声優、ナレーターなど多方面で活躍されています。

 

仁川美紀（にがわみき）役：稲葉菜月

希和子の親友である康枝の娘。

希和子の誘拐後、康枝が一時的に住まわせた際に、希和子と薫と一緒に住むことになります。

 

稲葉菜月のプロフィール

  • 生年月日：2005年6月1日
  • 出身地：東京都

当時は子役として活動されていましたが、現在では声優を中心として活躍しているようです。

吹き替え版の『アナと雪の女王』の幼いアナ役や『ズートピア』のジュディ役など、声優でも活躍しています

 

沢田久美（さわだくみ）役：市川実和子

エンジェルホームで出会った、夫の不倫が原因で離婚しその後親権まで奪われた過去を持つ女性です。

希和子と薫の逃亡の手助けをしてくれます。

 

市川実和子のプロフィール

  • 生年月日：1976年3月19日
  • 出身地：東京都
  • 血液型：A型
  • 身長：170cm

モデルとしてスカウトされ、15歳から活動開始して数々のファッション雑誌で人気を呼びました。

20代後半頃から俳優として、映画やドラマでも活躍しています。

妹の市川実日子さんも同じ俳優として活動されていますよね！

 

エンゼル役：余貴美子

エンジェルホームの代表。

希和子と薫を受け入れ、エンジェルホームにおいてくれました。

 

余貴美子のプロフィール

  • 生年月日：1956年5月12日
  • 出身地：神奈川県
  • 血液型：B型
  • 身長：161cm

劇団員として活動を開始し、演劇活動をしながら映画デビューを果たした俳優さんです。

これまで数々の作品に出演し、さまざまな賞を受賞しています。

今ではテレビドラマでは欠かすことのできない存在となっています。

 

沢田雄三（さわだゆうぞう）役：平田満

沢田久美の父親で、小豆島で夫婦で素麺屋を営んでいます。

 

平田満のプロフィール

  • 生年月日：1953年11月2日
  • 出身地：愛知県
  • 血液型：AB型
  • 身長：169cm

劇団に入団していましたが、解散をきっかけに舞台や映画、ドラマで活躍されています。

NHK大河ドラマからテレビドラマまでさまざまな役を演じています。

 

沢田昌江（さわだまさえ）役：風吹ジュン

沢田久美の母親で、小豆島で夫婦で素麺屋を営んでいます。

久美から住所を聞いて尋ねてきた希和子と薫を受け入れ、素麺屋で働かせてくれました。

 

風吹ジュンのプロフィール

  • 生年月日：1952年5月12日
  • 出身地：富山県
  • 血液型：B型
  • 身長：156cm

スカウトで芸能界入りし、歌手・俳優と活躍の幅を広げていきました。

ドラマや映画、CMなどで活躍を続け、日本アカデミー賞優秀助演女優賞やブルーリボン賞助演女優賞などの賞を受賞しています。

 

岸田孝史（きしだたかし）役：劇団ひとり

恵理菜がアルバイトをする塾の講師をしており、既婚者でありながら恵理菜と不倫関係にある男性。

恵理菜はのちに孝史との子供を妊娠してしまいます。

 

劇団ひとりのプロフィール

  • 生年月日：1977年2月2日
  • 出身地：千葉県
  • 血液型：A型
  • 身長：175cm

元々はお笑い芸人として活動をしていましたが、現在ではバラエティタレントや小説家としても活動されていますね。

バラエティ番組のMCなどもされているのでテレビで見ない日はないほどの活躍っぷりです。

 

滝（たき）役：田中泯

小豆島を後にする前に訪れた写真館の主。

 

田中泯のプロフィール

  • 生年月日：1945年03月10日
  • 出身地：東京都
  • 血液型：O型
  • 身長：180cm

俳優業での印象が強いですが、ダンサーや舞踊家としても活動されています。

 

野々宮希和子（ののみやきわこ）役：永作博美

既婚者の同僚である秋山丈博と付き合い、不倫関係と知りながらも関係を続ける大手下着メーカー勤務のOL。

丈博との子供を妊娠しますが堕胎するように説得され、その結果二度と妊娠できない体になってしました。

丈博の言葉に乗り将来を現実的に考えていた希和子は、丈博の娘である恵理菜を一目見ようと秋山宅に侵入しますが、泣いている恵理菜を一目見るなり衝動的に連れ去ってしまいます。

 

永作博美のプロフィール

  • 生年月日：1970年10月14日
  • 出身地：茨城県
  • 血液型：B型
  • 身長：156 cm

朝ドラや大河ドラマ、舞台やナレーションでも活躍している俳優さんです。

アイドルとして芸能界デビューし、劇団を経て俳優としても活動しています。

 

まとめ

今回は映画『八日目の蝉』登場人物の相関図と、吉田羊さんが何役で出演しているのかご紹介しました。

やや複雑な登場人物の関係性が、相関図と照らし合わせることでより理解できたのではないでしょうか。

下積み時代の吉田羊さんが何役で出演していたか気づかなかった方も、これを読んで見つけられたら嬉しいです。

これを機に映画『八日目の蝉』を見て、また新たな発見ができるといいですね！

最後までご覧いただきありがとうございました。

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