【2025年最新】『グランメゾン東京』シリーズあらすじ紹介!作品ごとの解説とネタバレも!

【2025年最新】『グランメゾン東京』シリーズあらすじ紹介!作品ごとの解説とネタバレも!

2019年、TBS系「日曜劇場」枠で放送され、多くの視聴者を魅了したドラマ『グランメゾン東京』。
実はこのシリーズが今熱いんです!!

この作品は、天才シェフ・尾花夏樹(木村拓哉さん)と、ある天才的な才能を持つ料理人・早見倫子(鈴木京香さん)が手を組み、 仲間たちと共に夢に挑みます。絆に胸が熱くなる展開が話題を呼びました。

そして、ファン待望のスペシャルドラマが2024年の12月29日に遂に放送!
さらに翌日30日には、完全新作『映画 グランメゾンパリ』が全国劇場で一気に公開。
少しネタバレですが、美しい料理の映像や、息をのむ緊張感溢れるシーンが映画でも見た人の心に深く刺さると話題です。

今大注目のこの映画。
見に行くまでにも、ここまでのあらすじを知って挑みたいですよね!

ということで、今回は『グランメゾン東京』シリーズのあらすじ紹介・作品ごとの解説を、ネタバレありでご紹介します。

『グランメゾン東京』〜ドラマ編〜

 

始まりはパリ

今回、映画の舞台として選ばれたのは、フランスの美しい都パリ。
そこでまた、新たな物語が繰り広げられます。

そして、2019年に放送されたドラマでの物語の中心となる舞台は、日本の東京。
しかし忘れてはいけないのは、すべての始まりはパリだったということです。

物語の原点となるこの街が、再び重要なシーンの舞台となることで、作品の魅力はさらに前進します。

では、まずは2019年のドラマのあらすじからご紹介しましょう!

運命の出会い〜開業

かつてパリの一流レストランで名を馳せた天才シェフ:尾花夏樹(木村拓哉さん)と、驚異的な舌を持ち、食べるだけで食材や調理法を見抜く才能を持つ料理人:早見倫子(鈴木京香さん)。
この二人が中心となり、大人の青春とも言える、熱く1つの事に結束を固めていく感情の動き。
そこから、目が離せない内容となっています。

尾花は、パリの三ツ星レストランで修業を積み、自分の店を開くなど、誰もが憧れる勝ち組シェフ
パリでも評判の店となっていました。
そんな最中、フランス外務大臣が会食でお店を利用した際、アレルギーの原因になるナッツオイルが混入されていた事で体調を崩してしまいます。
大臣は重篤に。

その出来事によって尾花の人生は大きく変わってしまうことになります。
店は閉店へ追い込まれ、尾花は名声も失います。
閉店により多額の借金を負い、借金取りから逃げる日々。
そんな中一流レストランの入門審査に落選した倫子と出会います。
二人は手を組んで新たな挑戦を始めます!

尾花は仲間を増やしながら「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘し、再びフレンチのトップを目指します。
周囲と衝突をしながらも力を合わせて店は少しずつ成長。
最終的には、ミシュラン三ツ星を目指すことになります。

ドラマの結末

そしていよいよ、調査員に試食してもらう場面が訪れます。
尾花は自分の料理を出すつもりでしたが、倫子は自分の料理を提供を決断。
そして「グランメゾン東京」は見事に三ツ星を獲ったのです!!

その結果、尾花は店を去ることに・・・
三ツ星の発表会で倫子が壇上でスピーチをする中、尾花が会場を離れます。
倫子は尾花を見つけて呼び止め、二人は抱きしめ合います。

ドラマの最後、倫子と尾花が話しています。
料理には無限の可能性がある。俺たちで世界中の星かっさらうのはどう?」と尾花。
このラストシーンは、二人の新たな挑戦の始まりを予感させ、視聴者に希望を与えました。
ドラマは、挑戦する勇気を与えてくれます。
どんなに大きく転んでも、また立ち上がることできる!と感じさせられます。

最後の倫子のスピーチの内容は名言!
誰にも刺さる言葉です。

情熱を持って向き合うこと最後まで逃げないことお客様を一番に考えることそして自分を信じること

もはや心のバイブルですね。

『グランメゾン東京』〜スペシャルドラマ編〜

そして、2024年12月。
スペシャルドラマとして帰ってきた本作品。

冒頭にはこんな一文が。
『苦しいコロナ禍を戦い抜いた すべての飲食業関係者の皆様に エールを込めて』
始まる前のこの一文が反響を呼んでいる。
「初めの文がじわった」「まだ戦闘中だけど元気をもらえた」「なんとも言えない感慨深い想いが溢れてきたなど多数の声が上がっています。

星を失った「グランメゾン東京」

内容はというと…。
尾花はフランスへ行き音信不通に。
倫子はグランメソン東京で奮闘。
それぞれの地で料理に向き合う日々を過ごしていました。

そんな中コロナ渦で資金難に陥り、コンサルティング企業NEXと業務提携をすることになったグランメゾン東京。
NEXの目的は出資をする代わりに倫子によるプロデュース商品の生産や宣伝をする事だった。

冷凍食品の開発により、店舗に関わる時間が減った倫子。
コンセプトとかけ離れていく店の姿に評判も客も離れていき、ミシュランの星全てを失ってしまう。

ある時、噂になっている京都のレストラン「メイユール京都」に足を運んだ倫子。
コースを口にして倫子はあることを確信する。

“ここに尾花がいる!!”
音信不通になっていた尾花がここにいる事を料理を通して知るのです。
フランスに行ったはずの尾花がなぜここにいるのか?

非常に気になるところです。
そして、星を全て失ったグランメゾン東京はどうなってしまうのでしょう?

スペシャルドラマの結末

結末では、尾花が日本に帰ってきたその訳が明かされます。
それは「倫子の料理への情熱を取り戻させ、グランメゾン東京を復活させること」でした。

尾花と倫子は、「グランメゾン東京」を再建し、再び星を獲得することを果たしました。
パンデミックによって一度は散り散りになった仲間。
しかし、それぞれが悩み、もがきながらも料理への情熱を捨てなかったからこそ、再び一つのチームとして立ち上がることができたのではないでしょうか。

新生グランメゾン東京の厨房を指揮するのは平子シェフ(玉森裕太さん(Kis-My-Ft2))。
かつての尾花のように、料理にすべてを懸けるその姿に、周囲も次第に引き込まれていきます。

そして迎えた新たな挑戦の日。
平子が作り上げた料理を、尾花が静かに口に運びます。
一口、また一口。
かつての自分のように、いや、それ以上に進化した料理を噛みしめる尾花。
そして、ゆっくりとフォークを置き、静かに言います・・・「ごちそうさまでした」。
その一言に込められたのは、確かな信頼と、新たな時代の幕開けを認める想いが含まれてたのではないでしょうか。

次世代へ「お願いします」とバトンを渡した瞬間です。
仲間たちの胸に熱いものが込み上げます。

最後に倫子が一言。
今度は私があんたに三つ星を取らせてやる!
そして、尾花のパリでの三ツ星に向けての挑戦が始まります。

料理人たちの夢はまだまだ終わらない。
ここからまた、新しい伝説が始まるワクワク感で、スペシャルドラマは幕を下ろしました。

『グランメゾン東京』〜映画編〜

追い詰められる 尾花・・・

かつて日本でミシュラン「三つ星」を獲得した伝説のシェフ、尾花夏樹。
次なる舞台はフランス料理の本場・パリです。

相棒の早見倫子とともに新店舗「グランメゾン・パリ」を立ち上げた尾花は、アジア人として初めてフランスでの「三つ星」を目指して奮闘していました。
しかし、異国の地での挑戦は想像以上に厳しい。
フランスの名だたる巨匠たちのしのぎを削る中、尾花たちは現地で実績を築けず、思い描く料理に必要不可欠な食材すら満足に手に入りません。

また、コロナで味覚が戻らなくなった倫子がクビになってからも影でお店を支える姿もグッときます。

そんな中、あるディナーで提供した料理が失敗し、会場から酷評を受けます。
それを機に、テナントオーナーでもあり、かつての師であるシェフとの間で「次のミシュランで三つ星を獲れなければ、クビ。」 「フランスを離れる」という約束を交わすことになるのです。

挫折を味わい、追い詰められる尾花。

 

転機、そして未来へ

そんな尾花ですが、リック・ユアンという韓国人シェフとの出会い、異国籍スタッフとの会食を通して料理に本当に大切なモノを見出していきます。
それは、「伝統✖️創造」。様々な文化や食材を取り入れながらもそもそもの軸を守っていくこと。
そこに気づき、いろいろな食材を取り入れ、チャレンジを繰り返していく尾花。
『フランス料理界の最高峰に立ち、その重責を背負う』その覚悟ができた尾花を周囲は認めていきます。

そして圧巻のラストへ!

結果、「グランメゾン・パリ」は見事三つ星を得ます!
一皿一皿にすべてを懸けた尾花の思いと独創的な世界観
審査では指4本挙げさせるほどの料理!!

世界最高峰の「三つ星」を得たその背景は、「料理には型も国境もない」と言うこと、「何事も望めば叶う」という事を教えてくれています。
前に進み続ける、追求し続けるシェフの熱い姿が、皆さんの今に何かしら勇気と希望を与えてくれるのではないせしょうか。

まとめ

『グランメゾン東京』シリーズあらすじ紹介・作品ごとにネタバレ解説をお届けいたしました。
このシリーズは、近年の世界情勢による価値観の変化をひとつの視点から捉え、それを料理というテーマを通してクローズアップしています。
料理の世界が中心ではありますが、そこに描かれるのは単なる食文化ではなく、人々の葛藤や熱意、希望といった人間の本質そのものです。

どんなに厳しい状況であっても、何かを生み出す情熱や、未来を信じる強さが表現されており、人間味溢れる内容になっています。
物語には、誰もが直面したパンデミックの影響や、それに伴う生活や仕事の変化が描かれています。
できなくなったことに直面したとき、人は絶望しがちです。
しかし、そこから新たな道を模索する姿が鮮明に描かれており、自分ができることに目を向け続ける大切さを強く感じました。

皆さんもありませんか?
年齢を重ねたり、文化の発達・情勢の変化に翻弄されたりして、以前のようにはいかない現実を感じる経験
それでも、今できることを追求し、一歩ずつでも前進していけば、必ず新しい道が開ける。
この作品にはそんなメッセージが込められているように感じました。

どんな状況でも諦めず、挑戦し続ける大切さを教えてくれる、深い感動を与えてくれる内容です。

解説では触れていませんが、料理の監修は、小林圭シェフ!
「料理の映像がとても美しく、リアリティ」「とにかく、凄すぎて理解できないレベルの料理が美しい」などと絶賛の嵐です✨
映画は、ドラマを見ていなくても十分理解でき楽しめる内容なので、映画からの鑑賞もオススメです。
ネタバレを見て、尚も『グランメゾン・東京』シリーズが気になった方は是非チェックしてみて下さいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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